活動レポート

Report 2022/05/21

新作の制作サポート@旧大赤沢分校 

4/29に大地の芸術祭が開幕し、多くのお客様が越後妻有の作品巡りを楽しんでいます。作品でお客様をお迎えする受付の活動と並行して、夏に新たに公開される作品制作の活動もはじまりました。

5月中旬、旧津南小学校大赤沢分校では、作家の松尾高弘さんとともに県内外より10名以上のサポーターの皆様が現地に入り活動しました!


秋山郷エリアまでは、十日町の町中から車で約40分。大赤沢分は、大地の芸術祭の作品「かたくりの宿」や観光地としても有名な「前倉橋」を越えてさらに奥にあります。

今回は、作家の松尾高弘さん(写真中央)が1週間程現地に滞在をする中で、2日間サポーターのみなさんと一緒に活動を行いました。

児童数の減少に伴い2011年に休校、2021年閉校となった校舎には、地域や学校の歴史がつまった品物もたくさん残っています。今回はじめて作品の会場となる校舎をみんなで清掃するところから一緒に作業します。

次に作品が展開される空間作り。教室の壁一面にペンキ塗り!

今回みなさんで作り上げた空間には、雪国の生活を描いた「北越雪譜」をテーマにした展示が出来上がる予定です。

▼Light book – 北越雪譜

https://www.echigo-tsumari.jp/art/artwork/light_book_hokuetsu_seppu/

そして制作は校舎内だけに留まらず校庭へ。プールのミニチュアを土で表現する作品も展開されます。

▼記憶のプール

https://www.echigo-tsumari.jp/art/artwork/a_pool_of_memory/

圧倒的な自然の中にある校舎を舞台に、空間で光をつかったアートを手がける松尾さんの作品がどのように出来上がるのか、想像が膨らみますね。制作に携わることで、芸術祭の楽しみ方がより深く、広がっていくことを感じられる活動でした。

2日間ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました!



夏に向けてこれから作品制作のボランティアも増える予定です!ぜひご興味のある方はご参加ください。

【募集中】大地の芸術祭2022 作品制作・準備サポート